European Regional Dayのおはなし
先週土曜日にEuropean Rigional Dayというイベントがピアソンでありました。
Regional Dayというのは世界のある地域の文化を紹介する大規模な行事で、2年間でAPAC(アジア太平洋)やLatino(南米)など全部で5回行われます。
入学から1ヶ月ちょいで迎えた初回はヨーロッパでした。
ワークショップ
各国の歴史について生徒自身が講義したり、伝統的な遊びや工芸品の作り方を教えたりします(土曜日の午前なのでみんな寝てるけど)。
バイキングの斧投げを教わったのは面白かったですね。ハサミの刃も他人に向けない日本人にとってはかなり新鮮というか危ない。
EU離脱について語るイギリスの子もいました。
ブランチ
この日は食堂の様子がいつもと何か違う。丸いテーブルがホグワーツのように一列に並べられ、ガラス窓一面にイラストがひしめいています。食堂のおばちゃんも好きなだけ盛れと優しい。
Food Festival
生徒が自分の国の料理を作ってみんなに振る舞います。一番の人気はやはりイタリアのピザで、20分待ちという状態。食堂の隣に専用の釜を用意するという気合の入りよう。
各国の言語で「ありがとう」というのが慣例です。そう、UWCではいろんな言語をちょっとだけかじっておくととても便利なのだ。
ディナー
なんとドレスコードがあります。みんなスーツやドレスに着替え、2列で行進しながら食堂に入るという仰々しさ。ワイングラスにそれっぽい色のジュースを注がれます。そしてピアノ、ギター、ドラムからなるバンドがBGMを奏で、食べ終えた人が自由に踊ります。
こういうフォーマルな食事に慣れていない僕はとりあえず外で友達とたむろして写真とか撮ってました。
Music Festival
ヨーロッパ各国の音楽を生徒が披露します。これは生徒の出身は関係なくて、アジア人でもアフリカ人でも自由に練習に参加して演技できます。ピアソンでは伝統的にウクライナダンスをどのRegional Dayでも踊ります。
余興
ピアソンの行事あるあるとして、プログラムが終了しても行事は終わりません。どこか空いてる場所を見つけては音楽を流して踊るのが普通です。
この日は何と駐車場に置いてあるコンテナの中でミラーボールを回して踊り狂うという事態に。汗だくになり10時半にようやく終了。
とまあ長い一日でした。次回のLatinoでは何かの演技に出てみたいなあ。
それではまた