高校生、カナダに行く

17歳のボラがUWCで2年間学ぶまで

Project Weekのおはなし

お久しぶりです。

先週Project Weekを終え、全身筋肉痛の状態でこの記事を書いています。

 

Project Weekとは、生徒がグループとなって1週間決めた課題に取り組む行事。CAS Weekに似ていますが、CASにとらわれない色々な企画が催されます。

主にカヌー、スキー、難民のための慈善活動、サーフィン、マインドフルネスなど。

 

僕が参加したのはブラジリアン柔術のProject Week。経験者の2nd year二人がリーダーとなり、ビクトリアの格闘技ジムで5日間練習をするという内容でした。

 

これとの間ですごく迷ったのがカヤックのProject Week。今はカヤックのCASに所属していますが、来年はリーダーになりたいと考えていたので、1週間のキャンプには是非とも参加しておきたかったのです。

でも結局柔術にしました。読者の人も思ったかもしれないけど、柔術って格闘技だから先生から暴力の助長だと反対の声が出てもおかしくないし。現に今も非公式のClubとしてしか活動していないので、プロの指導を受けてみんなで練習できるのは今だけかもしれないと。

それにカヤックのProject Weekは、リーダーになれば来年経験できるし。

 

というわけで1週間分の荷物をスーツケースに詰め、ビクトリアのホテルに出発。本来はホストファミリーを手配してもらう予定でしたが、人が足りずメンバーの半数はホテルに宿泊することとなりました。

同じホテルにサイクリングや映画撮影のProject Weekのメンバーも泊まっていました。

 

ホテルの部屋は小さいながらも快適で、ネットフリックスもAmazonプライムも見放題。みんなで『Rush Hour』やら『Fight Club』やらを見まくってました。

 

食事はパスタやサンドイッチなどの簡単なものは自炊して、あとはKFCやマックで済ませていました。毎日運動していたにしても、人生で一番不健康な食生活だった気がする。反省。

 

そんなことより柔術のレッスンです。

先生は20年の柔術歴があり、UFCチャンピオンと練習したこともあるという猛者でした。そんな人がバンクーバー島にいたんか…

授業は受け身などの基礎から入り、パスガードなどの細かな技術まで指導してくれ、タックルとその防御、さらには護身術や関節技も習得できました。

 

そして先生優しい。

筋肉痛でみんながまともに動けないのを察した時には授業を早めに切り上げストレッチに専念したり、全員の練習を録画して今後忘れないようにと解説と一緒に送ってくれたり。

最終日の組み手の優秀者にはTシャツなんかの賞品までくれました。ほんといい人。

 

監督の先生からも今まで見た中で一番充実したProject Weekとありがたいお言葉。

先輩から来年も柔術の活動をCASかなんかの形で存続させてくれと頼まれて、頑張らないとなと感じました。

 

そんなわけで1週間経ってました。これから当たり前に授業だ〜

経済のIA(レポート)やらSelf TaughtのOral Testやらが迫ってます。あと、ええ加減サマースクール決めい。

 

勉強関連のことをこなすはもちろんとして、これからは来年のOrientation Weekの企画とか、この学校をよくする活動をしていきたいなと思います。

UWCって良くも悪くも思っていたのと違う環境だし、自分が国際学校に慣れてないだけでこういうもんだと受け入れるのは違うかな、とも思うので。

 

冗長になりましたかね。

それでは