オリエンテーションウィークのおはなし 前編
キャンパスに到着してから1週間は授業がなく、代わりにオリエンテーションウィークなる行事を体験します。1ヶ月前の記憶を引っ張り出して振り返りましょ〜
月曜日
生徒が次々やって来る日。バディやハウス(寮)のミーティングがあったらしいけど、夜になって到着した僕は参加できず。
火曜日
本格的に行事がスタート。
午前はみんなで丘に集まって職員の紹介やUWCの理念などの話を聞きます。海に葉っぱを撒く儀式みたいなのもありましたね。
午後からは、Math diagnosticおよびEnglish Placementと呼ばれるテスト。
数学と英語の基礎的な問題を解いて、生徒が科目を選択する上での参考にするそう(英数ともに複数の講座があるのです。いずれ詳しく書くつもり)。拘束力はないので、どんなにひどい点数を取ってもその科目を選ぶ権利は剥奪されないはずです。
フランス語のテストもあったけど、これはフランス語を受講する人以外は受験しなくて大丈夫でした。
数学は日本の高校生には簡単と思われる問題で、さほど時間はかかりませんでした。英語の方は与えられたテーマについての作文で、制限時間いっぱい考え込んでいました。
解き終えた生徒は建物の外で休憩しながら待つというなんとも呑気な形式で、思えば同学年の友人とフランクに会話したのはこの時が初めてでした。この問題が難しかったとか、この公式をうちの国では習うとか習わないとか。
夕方はハウスの一年生を集めてミーティング。自己紹介が中心で、ちょうど17歳になったばかりだった僕はみんなに誕生日を祝ってもらいました。
水曜日
午前中はキャンパスツアー。森の中に点在する建物を訪ねて職員さんに挨拶したり施設の利用方法を教わったりしました。
この日の午後からは、5つあるハウスがローテーションでいろんな活動をします。
僕のハウスはまずカヤック。学校が面する湾から近くのビーチまで行くという意外ときついルート。みんな当たり前のように漕いでるのが解せぬ。湾にはかわいいアザラシがいます。
その後はカルチャーショックに関するワークショップでした。
夕方は二年生も入れてのハウスミーティング。やっぱり自己紹介がメイン。
この週は各ハウスが交代でイベントを催すことになっており、別のある寮がお茶を淹れて振る舞ってました。
木曜日
午前の活動は学校周辺のハイキングだったのですが、寝坊してバスを逃すという大失態。ルームメイトを待っていたので僕は悪くないぞ
午後は一年生のみで学校の運営に関わってる人たちにご挨拶。ただ正直当時のリスニング力では会話の内容の半分くらいしか頭に入ってきませんでした。みんなはちゃんと速い英語に触れようね!
この日のワークショップは多様性がテーマ。そういえばPearson Collegeでは性の多様性に配慮して、heやshe、theyといったpronounを自己紹介の時に挙げる慣習があります。
夕方はInitiativeと呼ばれる生徒主導の活動の紹介がありました。
長くなってきたので続きは次回ということで。
それではまた