高校生、カナダに行く

17歳のボラがUWCで2年間学ぶまで

オリエンテーションウィークのおはなし 後編

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まだまだ続きます

 

金曜日

午前はルームメイトでやることを自由に決めるという活動なのか分からない活動。

近くのピザ屋に行くことにしたものの、その時間は開いていないことが判明。結局ディナーの時間に行くことになりました。

 

午後は学校紹介の動画撮影を兼ねた一風変わったイベント。寮のみんなで輪になって座り、毛糸の玉を持った人が母国語で自分のバックグラウンドについて語り、今度はその人が投げた玉を受け取った人が語るというもの。これを頭上からのドローンの視線を感じながらやりました。

夕方は性的同意に関するワークショップがありました。

 

この日は我がハウスがイベント担当で、丘の上にある天文台でパーティーを開きました。

 

土曜日

一年生を対象とした水泳と自転車のテスト。どちらも学校のイベントに安全に参加できるかを見るためのものです。水泳は 25mプールを往復するだけ。自転車の方は怪我人が出て中止になりました。

関係ない話だけど、日本ほど多くの人が泳げる国は珍しい方だと思います。

 

夜には音楽フェスのようなものがありました。ただこれに関してはみんなのテンションについていくのが大変でした。毎週のようにダンスパーティーを開く国とそうでない国の文化の違いを感じますね。

 

日曜日

この日は多くの生徒がビクトリアに買い物に出かけます。限られた座席をゲットするため30分かけてバス停へと歩き、さらに1時間かけて街の中心部に辿り着きました。どんだけ田舎やねん。

グループには中国人が4人、トルコ人が2人、日本人、韓国人、ラオス人が1人ずつ。多数決で昼食は中華街で食べることに。美味しかったので満足。

デパートで服や靴を見た後、お寿司屋さんで夕食。寿司の知名度はカナダでも敵なしです。ところがこの店の味は期待していたのと違った…。何の味もしないとこぼす一同。スシローは偉大です。

 

ということでこの長い1週間は終わりです。

会ったばかりの人たちとずっとイベントに参加し続けるので授業のある週よりはるかに疲弊します。言語力というかコミュニケーション能力全般の不足を痛感するので、僕にとってはかなりきつい時期でした。乗り越えたらあっという間だけどね。

 

 

ここから勉強に突入しますが、それはまた次回で