Block Weekのおはなし
やっとこさこの1週間が終わりました。
Block Weekを振り返る前に、前提知識をちょい長く説明しよう。
Block Weekというのは各教科のテストが詰まった日本でいう考査期間のようなもので、IBのPredicted Gradeを決定する大事な要素です。
Predictedは最終成績と異なりその学校の教師による評価であり、大学出願の際にも提出するのはこのPredictedであることが多いためみんな点数稼ぎに必死です。
教師個人が作るテストであり、IBのカリキュラムで定められたものではないため、UWC加盟校の中でもBlock Weekを持つ学校とそうでない学校があります。
そもそもPredicted Gradeは「こいつは最終的に何点取りそう」という教師の主観なので、テストの点数を重視する人もいれば課題重視の人もいます。
そしてFirst Year(一年生)での点数はPredicted Gradeに影響しないため生徒もそれほど勉強しないし先生たちも割といい加減です。
そんなグダグダな1週間を見ていきましょう。
月曜日
経済。別のテストがあったばかりなので代わりに映画を見ようということになってました。が、停電の影響と言って中止。
火曜日
数学。IB最終試験の形式をとった二つのテストを受験。まだ日本でいう数Ⅰの範囲くらいしかやってないので難なく終了。
水曜日
まずはSelf Taught(日本語)の詩の分析のテスト。と言っても最終試験以外の非公式のテストでは英語の答案しか採点してくれないので(理不尽なことに)英語で書きます。
当然Self TaughtのPredictedは低くなる傾向にあります。でも大丈夫、1年きりのカリキュラムなので最終成績を大学に提出できるのです。
その後英語Bのテスト。エッセイを書く予定だったが、先生の様子がどこかおかしい。
なんと、3歳の長男にブロックで殴られた脳震盪が効いてきたとのこと。そんなこと笑顔で言わないで。結局みんなの話し声で頭がガンガンするのでテストは延期になりました。
木曜日
物理。こちらもテストはなく、簡単な実験をして解散。
日本がW杯でスペインに勝利。何が起こってるんだ今回は。
金曜日
Theory of Knowledge。カナダの先住民に関する映画鑑賞。8時半開始だったのに起きてきた生徒は全体の半分ほど。
てな感じで、午後の用事は一切なく自由時間に溢れた1週間でした。
この前渡航してきたと思ってたら、あと2週間で冬休み、帰国なんだなあ…
気づいたら留学の4分の1が終わってしまった。
それでは